平成20年3月定例会 3月5日ー02号

◆22番(堀嵜純一議員) 議長のお許しをいただきましたので、平成20年度の予算の大綱と施政方針について、創政クラブを代表して質問いたします。
 思い起こしますと、昨年の今ごろはマスコミを始めとして国や県の政治や行政関係者は、そのときの景気に対し、経済は着実な景気回復に向かっており、いざなぎ景気を超える経済成長を続けていると報道されていました。しかし、それらは当時も一般庶民の家庭生活には到底届いていない現実があり、企業においても一部の業種のみの好景気ではなかったかと思わざるを得ません。
 その1年後の今日、市長の施政方針にも述べられましたが、景気の減速感がさらに強まっているとの感想には意を同じくするものであります。
 私たちが市民生活を普通に営むに当たって、幸せや充実、満足感を市民が実感することが地方政治の大きな目的の一つであり、まさに市長の手腕や双肩にかかっている平成20年度の予算であります。
 その中、一般会計総予算344億8,600万円、前年度比較マイナス0.3%であるものの、今日の経済状況や三位一体の改革の影響からすると、自主財源比率3.3ポイント増は半田市民や市内企業に市政に期待する活力を感じるものでございます。その民間の活力をいかに増収策としてとらえるか、これも立派な施策であり、市長の施政方針として述べられるべき礎石と考えますが、そのところの方針、熱意を初めにお伝えいただきたいと考えます。
 いつのときにあっても永遠の課題である、真に救いを求める方たちへの福祉の充実、すべての子供たちへ目を向け、手を差し伸べる学校教育の構築、子育て世代から高齢者までの心の通うあったかいプランなど、新しい予算を審議するに当たり、市長就任7年目の熟練なる市長として榊原伊三イズムがどのように反映されているか、市長が特に力がこもった点を挙げていただき、それらの実現にどう取り組まれていくのかお答えください。
 先日、半田市の新年度予算が発表された翌日の中日新聞によりますと、主な新規事業として紹介されたものとして、姉妹都市提携15周年事業として5名の訪中事業と、教育とは人生の生き方の種まきをすること、あいさつ運動事業の2点でありました。それだけが主な新規事業ではないと思いますが、半田市の新年度事業を以下順次、大きくタイトルごとに5つに分けて質問をいたします。
 初めに、個性と活力に満ちたまちづくりに関した事項について質問いたします。
 知多半田駅前土地区画整理事業について伺います。
 この事業は、平成2年の事業計画決定から始まり、やっとここまでたどり着いたかとの感が否めません。これまでの投入全体予算260億余、物件移転率96%、いよいよ最後の追い込みとしなければいけない年と考えます。
 昨年のはんだ山車まつりでは、初めて名鉄駅前を一つの駅前エリアと考え、山車まつりとして事業展開いたしました。半田市を訪れたお客様からは、駅前のよい意味での変貌に驚きを隠さない方もお見えになりました。クラシティビルも以前に比べると客足も増えてきたように見受けられ、徐々なる活力の復活の兆しを感じております。
 この完成を間際にした知多半田駅前土地区画整理事業でさまざまな課題があろうかと存じますが、政治解決を含め早期の完工を期待いたしますが、市長が完成年次を定められ、それに向かって事業展開や渉外を行うことについての見解をお尋ねいたします。
 次に、JR武豊線連続立体交差化事業について伺います。
 この一般に言うJR高架事業については、本市のかねてよりの大事業として取り組まれてきた事業であります。このことについては、市民の中にも賛否あるところと感じますが、短中期的に取りかからなければならない事業であると考えております。
 現在、年度末から年度始まりにかけて、国では地方特定財源の廃止について議論されておりますが、本市のこの事業は政治や政党の政争に巻き込まれることなく、20年度の都市計画決定を至上目標として取りかかることを切望いたします。
 しかし、この件については大きな懸念があるとすれば、やはりそれに伴って行われる区画整理事業の規模、範囲であると考えております。
 さきに述べられました知多半田駅前土地区画整理事業のように20年にもわたる区画整理が行われることは、その地域の活力をなくし、中心まちづくりや市街地形成から言っても決して好ましいことではないと考えております。この事業において、都市計画決定後何年で終わらせるので、市民の皆さん協力をしていただきたいとの決意があるのか伺います。
 次に、豊かな環境と共生できる柔らかなまちづくりについて伺います。
 国内においての環境問題は、1997年12月に京都で開催されました気候変動枠組条約第3回締結国会議で採決されました二酸化炭素など6種類の温室効果ガスについての排出削減義務などを定めた京都議定書に基づき加速されております。
 ただし2005年2月16日に発効いたしました排出量を取引できるなどとした京都メカニズムという仕組みも導入されましたが、日本は6%の削減が義務づけられ、国内法も整備されましたが、達成は危ぶまれているのが現状であるとお聞きいたしております。
 地方自治体においてもいろいろな削減施策が講じられ、職員や議員が簡単に協力できるノーカーデーや昼休みスイッチをオフにする運動、クールビズやエアコンの設定温度の調整、またバイオ燃料自動車への切りかえなど、すぐできること、小さなことではありますが、行政として行っていることは評価するところであります。
 近年の季節外れの気候などを目の当たりにすると一層の施策を個人として、また組織として行う必要性を感じるものであります。
 これら環境問題の国主導施策の一環として、ごみ処理事業の広域化が推進されております。
 当地域におきましても、半田、常滑及び知多南部3町の広域ごみ処理が検討されており、知多南部地域ごみ処理広域化ブロック会議が平成11年より立ち上げられ、昨年7月に関係市町の首長間において同意されましたことは、昨年11月に報告されております。
 この計画に関しましては、平成18年と昨年4月に環境省から循環型社会形成推進交付金の内示も得ている旨、議会にも報告されておりますが、この事業母体となる広域組織の設立について、本来20年4月に予定されていたようですが、20年度半ばになる予定とのことも報告をされております。議会を始め、地域住民への説明日程とこの広域処理の重要性について、市長のお考えや首長間での決定事項についてお聞きいたします。
 次に、思いやりのある開かれたまちづくりについてお聞きいたします。
 初めに、椎の木園・どんぐり園民間法人化事業についてお尋ねいたします。
 この事業につきましては、椎の木園は昭和56年に、どんぐり園は平成5年に半田市立として設立され、途中、事業団として組織変更、平成21年4月からの法人化として両園を民営化していくとのことであります。
 通園する保護者の中には、半田市の公設だから安心していたが、民営化してスタッフの削減やサービスの低下はないだろうか心配だとか、大きな災害のとき、自宅に被害があったとき頼れる唯一の施設なので、この際施設の充実をお考えをお願いしたいなどの意見をお聞きいたします。
 前向きに考えたとき、この施設が半田市よりこの子らを乗せて巣立っていく前に、積立負担金や安定化資金負担金の充実と災害時における障害者のための避難施設としての施設整備の充実をお願いするものでありますが、いかがお考えでしょうか。市長の決断をお願いするものであります。
 次に、社会保障の充実策として、拡大した子ども医療費助成事業について質問いたします。
 これは、子育て支援策として有効であり、県の支援策の拡大と本市独自に単独事業としての施策として、子供にかかる医療費が入院は中学校卒業まで、通院は小学校3年生まで無料とするものであります。
 議会としても、文教厚生委員会で十分審議され当局も踏み切っていただいた施策であり、一定の評価はいたすものであります。
 しかし、審議過程では、これは段階的に通院においては小学校6年生まで拡大されるべきと考えている、市長が言われましたが、半田市が拡大したときの知多地域他市町への影響を考えるよりも、半田市内の子育てをしっかり応援する大きな施策と考えますが、この事業について、市民の声を聞き、拡大に向けての検証を怠らずに行っていただきたいと考えますが、市長のお考えをお聞きいたします。
 次に、創造性とにぎわいを生み出すまちづくりについて伺います。
 このテーマの中にある生涯学習のウエートは、ハード・ソフトのどちらから見ても大きいと考えております。この半田市における生涯学習の取り組みにつきましては、文教厚生委員会の閉会中のテーマとして取り上げられているため多くは述べませんが、学校教育以外の自主的にめぐり合う多くの学習の場がそれに当たると考えております。行政は、それらの生きる力をはぐくみ、生涯にわたって学び続けていくために必要な応援をしていく施策が必要であると思っております。
 学校施設や社会教育施設の耐震補強や建てかえなどは、学校教育、社会教育、また生涯教育のあらゆる面からいっても急務であり、優先的に行う必要があると考えております。
 質問いたしますが、半田市の新耐震基準への対応は進んでいるのか。予想される地震に対して子供たちの生命を守ることがすべての投資事業を優先すると考えますが、市長はこのことについてどのように考えるのか。また、市内の学校関係施設や社会教育施設の耐震または建てかえが終了するまで、どの程度時間と予算がかかるのか。自分が通う学校がいつごろ安心な教室になるのか。今後の日程とすべての耐震または建てかえが終了する予算について心待ちしている子供たちにもよく分かるような御答弁をお願いいたします。
 最後の章になりますが、楽しく汗をかける行動力あるまちづくりについて伺います。
 その中には、第6次半田市総合計画策定事業が含まれております。これは、今後の半田市の方針や行き先を決定する大きな事業であり、夢を乗せた大きなバルーンを打ち上げていただきたいと考えております。
 市長は、日ごろ市政は市民と協働して築いていくとおっしゃってみえます。福祉や青少年育成、子育て、国際交流、スポーツ、男女参画社会等、半田市では多くのまちづくりボランティアや有識者、経験者の皆さんの知識はまさに町なかのシンクタンクであり、非常に豊富だと思っております。是非第6次半田市総合計画の策定事業において活用いただけますよう考えますが、市長のお考えをお聞きいたします。時間と手間がかかっても、夢ある総合計画を期待いたします。
 次に、新庁舎建てかえ計画についてお尋ねいたします。
 新庁舎については、市長は早い時期に建てかえたいとのことでありました。今議会での補正予算で新たに5億円が積み立てられ、基金総額25億円となりました。総務委員会では、この基金を40億円を目標に積み立てていきたいとの答弁もございました。
 市長にお聞きいたしますのは、いつ、どれほどの予算を投じて新庁舎を建設するのか。これは市長のみが持つ提案議案だと考えます。鉄の建設資材などが高騰する今日、市長の構想する新庁舎計画を市民の前にはっきり開示するべきと考えますが、いかがお考えかお尋ねいたします。
 企業会計のうち、半田病院の企業経営について伺います。
 宮崎県のトップセールスマンは東国原英夫知事であります。宮崎県の物産や観光などをあらゆる手段を利用してセールスしており、私も宮崎に行ってみたいなと思う一人であります。
 半田病院の設置者は市長であり、半田病院が企業ならば社長はどなたなのか、初めにお尋ねいたします。半田病院を信頼してください、優秀な医師たちを信頼してくださいと市長みずから是非トップセールスを行っていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。
 知多半島には、5市のうち大府を除く4市に市立病院があります。先日、東海市民病院では、私立の中央病院と業務提携をしたようですが、知多半島に4つもの公立病院は果たして必要なのでしょうか。医師不足と言われる昨今、公立病院の合併や組織の一本化、極論を申せば豊明市にある藤田保健衛生大学病院などの私立病院との連帯など組織を大きく変えていくときが来ていると思いますが、病院経営に関してのお考えをお聞きいたします。
 最後にお聞きいたしますのは、調査設計段階を含め、今後予想される大型事業、JR高架総関連事業費280億円、七本木池市民ホール代替施設建設事業30億円、新庁舎建設関連事業費62億円、また、ますます多様化する市民ニーズにこたえていく福祉サービスや建設事業費など、半田市の借金はますます増大していくことになろうかと思っております。
 私たちの孫、子に残すものは何か。夢か希望か、借金か。市長の10年先の半田市に求めるものを最後にお聞きし、創政クラブを代表しての質問を終わります。御静聴ありがとうございました。
          (拍手・降壇)

○議長(榊原久美子議員) しばらく休憩します。
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             午後0時05分 休憩
             午後1時00分 再開
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○議長(榊原久美子議員) 会議を再開します。

◎市長(榊原伊三君) 創政クラブを代表されての堀嵜議員の御質問にお答えをいたします。
 まず1点目の民間活力をいかに増収策としてとらえていくかについてお答えをいたします。
 御指摘のように民間事業者の進出あるいは投資を促すことは、法人市民税、固定資産税等の増収につながるとともに、新たな雇用の創出も期待される重要な施策であると認識をいたしております。
 本市では、限られた財源の中、まちの活性化につながる中心市街地整備を着実に実施してきたことで、知多半田駅前ではマンションやビジネスホテルに加え店舗の建設も進み、民間の投資が活発に行われております。今後とも、都市の活性化につながる基盤整備などを行うことで民間企業が投資したくなるような魅力的なまちづくりに取り組んでまいります。
 次に、新年度予算策定に当たり、市長であります私の考えがどのように反映されているかということについてでありますが、私は市長第1期目からの公約の中で、自立した半田市を目指し、長期計画の中で健全財政都市半田の創造を掲げてまいりました。ピーク時の平成15年度では約955億円ありました地方債等の残高が平成20年度末には約852億円になる見込みであり、5年間で103億円を減少させることになります。
 非常に厳しい財政状況の中ではありますが、新年度予算におきましては現在の市民サービスのレベルを決して低下させることのないよう配慮し、若者が希望を持ち、お年寄りが安心して半田に住み続けられる予算を策定いたしました。さらに、市民の皆様の多様な要望に的確にこたえていくことを基本に、事業ごとの重要性、緊急性を十分に配慮して編成したところであります。
 今後におきましても、財政のさらなる健全化に向け、地道ではありますが着実に地方債残高を削減し、住むなら半田と言っていただけるまちにしてまいりたいと決意をしているところでありますので、よろしくお願いをいたします。
 次に、知多半田駅前土地区画整理事業の完成年次をいつと定め、その目標に向けどのように事業展開や渉外を行うかについてお答えをいたします。
 知多半田駅前土地区画整理事業につきましては、平成2年に事業計画が決定され、平成6年の仮換地指定後、建物移転を始め道路、宅地造成等の各種工事を実施してまいりました。平成19年度末の建物移転の進捗率は約96%となり、事業の終盤を迎えておりますが、御指摘のように完了までには解決しなければならない課題が残っております。これら課題の解決に向け、地権者の御理解が得られるまで、今まで以上に誠意を持って交渉を継続し、早期完成に努めてまいります。
 なお、完成年次につきましては、平成21年度といたしております。幾多の困難が想定されますが、私も先頭に立って事を進めます。関係者の御協力、市民の皆様方の御支援を切にお願い申し上げるものでございます。
 次に、JR武豊線連続立体交差化事業について、都市計画決定後、何年で終わらせるので、市民の皆さんに協力していただきたいとの決意はあるかについてお答えをいたします。
 JR武豊線の高架化につきましては、これまで事業主体となる愛知県との連携により、国、鉄道事業者との協議を進める中、調査検討を行ってまいりました。現在、平成20年度に都市計画決定を目指しており、決定後は速やかに事業化し、市の最重要施策として取り組み、おおむね10年間でめどをつけたいと考えておりますので、皆様方の御協力を切にお願い申し上げるものでございます。
 続きまして、要旨4点目の知多南部地域ごみ処理広域化計画についての1点目、議会や地域住民への説明日程と広域の重要性について、2点目の各市町首長間での決定事項についてにお答えをいたします。
 知多南部2市3町によるごみ処理広域化計画は、ごみの減量化、資源化を推進しながら、ごみ処理施設の集約を図っていく事業であり、ダイオキシン類の発生抑制など高度な環境対策や運営コストの削減につながる重要な施策であると認識をいたしております。
 昨年7月の知多南部地域のごみ処理広域ブロック会議におきましては、半田市クリーンセンターが建設候補地として選定され、関係市町の首長において合意されました。現在は中継施設や経費の負担割合などについて検討を進めており、一定の結論に至りましたら、関係市町と連携を図り議会始め地域住民への御説明に取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解と御協力をお願い申し上げます。
 次に、椎の木園・どんぐり園民間法人化事業についてお答えをいたします。
 平成21年度の民間法人化に向け、15年度から今日まで社会福祉事業団と市で調整会議を重ねてまいりました。これまで半官半民的な社会福祉事業団の形態から、直接障害者と接している者が適切なサービスを迅速に判断・決定して提供できる民間法人の利点を生かした運営ができるよう期待をするものであります。
 これまでの協議によって、平成20年度予算では民間法人として再出発した後も安定した運営が図られるよう退職金積み立ての不足額を補う退職金負担金、民営化後の安定的な資金運用を目的とした経営安定化資金、また譲渡する計画である施設建物が災害時の障害者の避難所にもなるため、将来的な維持修繕に対応できるよう減価償却費積立金を予算に計上するなど、可能な限りの支援をしてまいる考えであります。
 次に、子ども医療費助成事業についてお答えをいたします。
 平成20年度から、子ども医療費の助成は、通院医療費については病気で医療機関にかかる受診率が他の学年に比べ高い小学校3年生まで市単独で助成を拡大します。
 その一方で、子供が安心して暮らせる生活環境を考えるとき、自分の体調管理や変化に対する判断の乏しい小学校6年生までの医療費助成が次の課題ではないかと考えております。20年度の助成拡大による受診の動向や財政的負担などを慎重に検証し、今後のあり方について適切に判断してまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
 次に、学校施設や社会教育施設の耐震補強対策について、教育委員会に関することでありますが、設置者として私からお答えをいたします。
 半田市は、東海・東南海地震の強化地域に指定されており、学校施設を始めとする公共施設の耐震化は重要な課題であると認識をいたし、順次整備を行ってきております。20年度末では、半田市の学校施設の耐震化率は約86%となり、社会教育施設では89%となります。
 今後の耐震化の予定といたしましては、小・中学校の校舎についておおむね平成22年度までに完了し、体育館など学校関係施設及び社会教育施設についてはおおむね平成27年度までに完了したいと考えております。
 また、お尋ねの事業費につきましては、国の補助金も予定する中、おおむね総額40億円強必要になると試算をいたしております。
 いずれにいたしましても、子供たちの安全確保のため、今後も計画的に教育施設の耐震化に取り組んでまいります。
 続きまして、第6次半田市総合計画策定事業についてお答えをいたします。
 総合計画は、市民福祉の向上のため、市が将来施行すべき都市像を明らかにし、長期的展望に立った総合的かつ計画的な行財政運営を図るため策定するものであり、平成23年度から第6次総合計画をスタートさせます。
 この計画の策定に当たっては、市民と行政の協働が特に重要であると考えております。本市では、市民活動やボランティア活動が活発に行われており、活動に携わる市民の方々の意欲や知識が非常に豊富であることも十分認識をいたしております。各分野で御活躍の方々の御助言・御意見をいただく中、市民と行政との協働により本市の普遍的都市像である健康で明るく豊かなまちづくりの実現に向け、夢と実りのある総合計画の策定に取り組んでまいります。皆さん方の御協力を切にお願い申し上げるものでございます。
 次いで、新庁舎建てかえ計画についてお答えをいたします。
 いつ、どれほどの予算を投じて新庁舎を建設するのかということでございますが、御指摘にもありますように、現在、鉄を始めとし、ここ数か月、建設物価の高騰には今後の建設費の上昇も懸念せざるを得ません。基本構想では、PFI型リース方式での建設を前提とし、建設事業費を上限で49億5,000万円といたしておりますが、これは平成18年6月の建設物価ベースによるものであり、物価変動によっては見直しも必要となりますが、物価や金利の動向を見きわめた上で、できるだけ早い整備をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、新庁舎計画を市民に開示すべきとの御質問でありますが、至誠クラブに対する御質問でもお答えいたしましたが、市民を対象としたアンケート等を実施し、これらの御意見を取り入れ、また基金への積み立てなど適切な財源確保をした上、対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 続きまして、半田病院の企業経営についての御質問、3点についてお答えをさせていただきます。
 1点目の半田病院が企業なら社長はだれかについてであります。もちろん管理者であります私、半田市長であります。地方公営企業に基づき、半田病院事業の設置等に関する条例に設置者として規定されており、病院事業運営に当たっては常に企業の経済性を発揮するとともに公共の福祉を増進するよう運営しなければならず、そのすべての権限と責任を有する立場にあると認識いたしております。
 次に、病院の信頼性や医師の優秀さを市長みずからトップセールスするべきだと思うかという御質問でございます。おっしゃるとおりであります。今までも半田市内外にかかわらず私が自分の目で確認した半田病院のすぐれた点だけでなく、市民の皆様や外部の医療関係者からいただいたお褒めの言葉なども併せて、機会をとらえ半田病院の宣伝をしてまいりました。
 今後も、御提言を応援の言葉として受けとめ、なお一層のトップセールスに努めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。
 3点目の病院経営についてでありますが、公立病院の経営は大きな変革期を迎えております。国も公立病院改革プログラムを発表し、単に病院の問題としてでなく、病院を設置する自治体の問題として、平成20年度中に改革プランを策定するよう求めています。策定の内容は、病院経営改善方策だけでなく、御質問にもあるとおり広域における連携やネットワーク化、さらにその経営形態の方針までも盛り込まれております。
 常に地方公営企業の基本原則を念頭に、半田市として実効ある改革プランを策定し、安定した病院経営と良質な医療の提供に努めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。
 最後に、10年先の半田市に求めるものについてお答えをいたします。
 私たちの孫子に残すものは何かと。夢か希望か借金かとの御質問でありますが、現実と将来を見据え描いた10年後、さらには孫子の世代の夢や希望を地に足をつけた政を進めていくことでかなえ、10年先の半田市及び私たちの孫子の世代、すなわち未来からありがとうと言われるまちにしていきたいと思っております。
 夢と希望を持てるバランスのとれた住みよいまちづくりのため、全力を挙げて取り組んでまいりますので、何とぞ御理解と御支援を賜りますようよろしくお願い申し上げ、創政クラブを代表しての堀嵜議員の質問に対する答弁とさせていただきます。ありがとうございました。

○議長(榊原久美子議員) 堀嵜純一議員の質問を終わります。